順天堂大学医学部附属順天堂医院 看護部

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SENIORS 先輩看護師のメッセージ

小児病棟先輩ナース 田村さん(3年目)

所属病棟の特徴

私が所属している病棟は小児の内科疾患を対象としており、抗生剤治療や化学療法を実施している患児、心疾患・整形外科の患児が入院しています。

現在の仕事内容

私が働く小児病棟では先天性心疾患や血液腫瘍、アレルギー疾患、側弯症などの整形疾患に至るまで様々な小児疾患を受け入れています。 仕事の内容は、点滴や内服管理、検査や術前術後の管理が中心ですが、乳幼児も多いためミルクや食事介助、遊びなどを通して発達を促すよう関わっています。 化学療法や呼吸器を使用している患児の全身状態の管理も行います。

患者さんに看護を提供するにあたって心掛けていること

患児の性格や状態など個別性に合わせた関わりをすること、患児の安全を守ることを心掛けています。親の付き添い入院もあるため、患児だけでなく付き添い者にも寄り添って関わるようにしています。

先輩看護師・同期との関係

初めて経験する技術などは、先輩と知識・手技の確認をして実践し、振り返りをすることで安心して技術を習得していくことができました。多重業務で困っている際には優先順位を一緒に考えてくれたり、業務を他のスタッフに振り分けたりなどの対応をしてくれるので助かっています。コロナが落ち着き病院の会食制限も緩和されたので、食事や旅行に行って交流を深め、仕事だけでなくプライベートな相談もしています。同期は、勉強や技術習得の共有をして切磋琢磨でき、困っているときにいち早く気づいて声を掛けてくれる存在です。同期だからこそわかる悩みを共有しています。

看護師になってよかったと思うとき

患児が元気になって退院していくときや、ご家族から「あなたに受け持ってもらえてよかった」などの声を掛けていただいたときに、看護師になってよかったと感じます。

この病院に入職してよかったと思うこと

ラダーに基づいた教育体制が確立されていて、様々な疾患や最先端の看護を学び、看護師として成長できる点です。また、認定・専門看護師が多くキャリアアップについて具体的に考えられること、学年を超えた交流が多いことも順天堂医院ならではの良いところだと思います。

看護師としての自身の課題と、どうやってそれを乗り越えていきたいか

現在、小児外科病棟から小児内科病棟へローテーションしているため、初めて受け持つ疾患や処置が多く、日々学習し先輩に指導をしてもらっているところです。一年目のときには、苦手な技術をプリセプターと一緒に何度も練習して習得し、業務後には振り返りをしてもらって、できたこと・できなかったことや改善案を考え次に活かしていきました。

看護師としての今後の目標

看護師として今後も日々学習を継続し、知識や技術を増やして自律した判断をできるように成長していきたいです。プリセプターの役割も担っているので、新任者のメンタル面や学習をサポートし、安心して看護師として成長していけるように支えていくことが目標です。